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【歴史を紐解く金沢旅】いにしえの息吹を感じ、悠久の時に身を委ねる2日間

  • 執筆者の写真: マイグレスタッフ
    マイグレスタッフ
  • 6月9日
  • 読了時間: 7分

金沢駅到着:歴史ある建物の料亭で加賀料理に舌鼓

金沢駅に到着したら、まずは金沢の歴史を感じさせる料亭でランチを楽しみましょう。老舗の料亭では、伝統的な加賀料理を味わうことができます。旬の食材を丁寧に仕立てた料理は、見た目も美しく、金沢の歴史とともに育まれてきた食文化を感じさせてくれます。

落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくりと食事をいただく時間は、旅の始まりにふさわしい特別な体験となるでしょう。ホテルのレストランも良いですが、歴史ある料亭の佇まいは格別です。


■スポット情報

料亭 浅田屋(あさだや)

住所:〒920-0911 石川県金沢市十間町25

営業時間:昼食 11:30~14:00、夕食 17:30~21:00 ※要予約

電話番号:076-262-2321


金沢城公園:加賀百万石の壮大さを肌で感じる

ランチの後は、いよいよ金沢城公園へ。加賀百万石の藩主、前田家の居城であった金沢城は、広大な敷地を持ち、石垣や櫓、橋爪門など、見どころが満載です。特に菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓の復元された姿は圧巻で、当時の壮大さを肌で感じることができます。

城内をゆっくりと散策し、歴史に思いを馳せる時間は、金沢の歴史を深く理解する上で欠かせない体験となるでしょう。兼六園と隣接しているので、続けて観光するのもおすすめです。


■スポット情報

金沢城公園

住所:〒920-0937 石川県金沢市丸の内1−1

営業時間:7時00分~18時00分

電話番号:076-234-3800

加賀百万石の歴史を感じさせる広大な敷地ニ復元された菱櫓(ひしやぐら)や五十間長屋(ごじゅっけんながや)などの雄大な建物群はその規模に圧倒される。金沢城・兼六園四季物語「夏の段」として夕方以降ハライトアップが開催されることもあり、昼間とは異なる幻想的な景色を楽しめる。


兼六園:歴史と自然が織りなす名園の美を再認識

金沢城公園から直結している兼六園は、日本三名園の一つに数えられる美しい庭園です。歴代加賀藩主によって造り上げられたこの庭園は、長い歴史の中で育まれてきた自然と、人間の手による美意識が融合した芸術作品ともいえるでしょう。夏の兼六園は、青々とした木々が生命力に満ち、池の水面が輝き、心洗われるような景色が広がります。歴史的建造物と庭園の調和を楽しみながら、いにしえの人々が愛でた風景に思いを馳せてください。宿が近いので、何度でも訪れたくなるはずです。

兼六園

住所:〒920-0936 石川県金沢市兼六町1

電話番号:076-234-3800

江戸時代を代表する回遊式大名庭園で、日本三名園の一つ。「宏大」「幽邃」「人力」「蒼古」「水泉」「眺望」という6つの優れた景観を兼ね備え、霞ヶ池や**徽軫灯籠(ことじとうろう)**といった象徴的な景観が点在し、歴史的な趣を醸し出している。「金沢城・兼六園四季物語」として、季節ごとにライトアップイベントが開催されており、夏は夏の段(ライトアップ)やホタル観賞会などが主要なイベントとなる。


宿で静寂のひととき:サウナで心身を清める

歴史探訪で歩き疲れたら、宿に戻り、プライベートサウナで静寂のひとときを過ごしましょう。マイグレ兼六園は、高級ホテルのような快適さでありながら、人目を気にせず、自分だけの空間でリラックスできるのが魅力です。温かいサウナの中で、ゆっくりと汗を流し、体の中からデトックスすることで、心身ともに清められます。サウナ後の水風呂、そして外気浴で得られる「ととのう」感覚は、日中の歴史探訪で得た感動をより深く心に刻み込み、明日への活力を与えてくれるでしょう。

■施設情報

マイグレ兼六園

住所:〒920-0936 石川県金沢市兼六町2−8


夜のひがし茶屋街:ライトアップされた街並みを散策し、歴史に思いを馳せる

夕食後には、昼間とは異なる表情を見せるひがし茶屋街を散策してみましょう。夕暮れから夜にかけてライトアップされた茶屋街は、幻想的な雰囲気に包まれ、一層趣が増します。

石畳の小路をゆっくりと歩き、格子戸から漏れる明かりや、芸妓さんの三味線の音色に耳を傾けることで、当時の面影を感じることができます。まるで時代劇の世界に迷い込んだかのような非日常感を味わいながら、悠久の時に思いを馳せる時間は、旅の特別な思い出となるでしょう。宿からもアクセスしやすい場所にあります。


■スポット情報

ひがし茶屋街

住所:〒920-0831 石川県金沢市東山1丁目

江戸時代の情緒が残る美しい街並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区。趣ある出格子「木虫籠(きむすこ)」が並び、カフェやショップ、伝統工芸品店などが軒を連ね、散策やショッピング、歴史体験を楽しめる人気の観光スポット


金沢の朝:長町武家屋敷跡界隈を散策し、武士の暮らしに触れる

旅の2日目は、長町武家屋敷跡界隈を散策し、武士の暮らしに触れてみましょう。土塀と石畳が続く趣のある通りは、加賀藩の上級武士たちが暮らしていた屋敷が立ち並び、静かで落ち着いた雰囲気です。

当時の武士の暮らしを偲ばせる武家屋敷跡「野村家」などを見学することで、歴史の教科書だけでは知りえない、リアルな暮らしぶりを肌で感じることができます。兼六園からもほど近く、朝の散策にぴったりの場所です。


■スポット情報

長町武家屋敷跡

住所:〒920-0865 石川県金沢市長町1丁目3−12−2

江戸時代に加賀藩の中級武士たちが住んでいた屋敷が連なる地区。土塀と石畳が続く通りは当時の面影を色濃く残しており、独特の雰囲気を醸し出している。大野庄用水が流れる水路や今も住居として使われている武家屋敷も。加賀藩の武士文化を体験できる資料館や庭園も点在しており、歴史を身近に感じられること間違いなし


妙立寺(忍者寺):からくりに満ちた寺院の謎を解き明かす

長町武家屋敷跡から足を延ばし、妙立寺、通称「忍者寺」を訪れてみましょう。加賀藩主前田利家の命により建てられたこの寺院は、隠し階段や落とし穴、見張り台など、様々なからくりが施されており、敵の侵入を防ぐための仕掛けが満載です。ガイドの説明を聞きながら、まるで謎解きをするように寺院内を巡る体験は、歴史の面白さを再発見させてくれるでしょう。兼六園からもアクセスしやすい場所に位置しています。


■スポット情報

妙立寺

住所:〒921-8031 石川県金沢市野町1丁目2−12

営業時間:9時00分~16時00分

電話番号:0762410888

入場料:1200円

「忍者寺」として知られる、金沢城の出城としての役割を担った日蓮宗の寺院。外観は2階建てだが、内部は4階建て7層の複雑な構造を持ち、加賀藩が徳川幕府の襲撃に備えて築いたものと言われる落とし穴や隠し階段、隠し部屋など、敵を欺く巧妙な仕掛けが随所に施されている。内部の見学はガイドによる事前予約制の拝観のみ


金沢ふるさと偉人館:金沢ゆかりの偉人たちの足跡を辿る

金沢には、多くの偉人たちが生まれ、活躍しました。金沢ふるさと偉人館では、金沢ゆかりの文人、学者、芸術家など、様々な分野で功績を残した偉人たちの功績や足跡を辿ることができます。彼らの生きた時代背景や、金沢との繋がりを知ることで、この地の歴史や文化への理解がより一層深まるでしょう。歴史の奥深さに触れる時間は、知的好奇心を満たしてくれます。ホテルからアクセスも良く、学びを深める良い機会となります。


旅の締めくくり:金沢の歴史を感じさせる伝統工芸品をお土産に、悠久の旅の余韻

歴史を紐解く金沢旅の締めくくりは、お土産選びです。金沢駅や市内の老舗店では、加賀友禅、九谷焼、金沢漆器など、金沢の長い歴史の中で育まれてきた伝統工芸品が数多く販売されています。

伝統的な技法で作られた品々は、その美しさと共に、金沢の歴史や文化を物語ってくれます。旅の思い出に、そして日常に金沢の歴史を感じさせる品を取り入れてみてはいかがでしょうか。兼六園近くの宿から快適に駅へ移動し、最後まで旅の余韻に浸りましょう。


金沢へのアクセスと賢い宿選び

東京、名古屋、大阪から金沢へは、新幹線や特急列車を利用すれば、快適な移動で到着します。歴史探訪の旅だからこそ、効率的な移動で時間を有効活用しましょう。

金沢での宿選びは、観光の拠点となる場所を選ぶことが重要です。特に、兼六園や金沢城公園といった主要な歴史スポットへ徒歩圏内のエリアは、歴史の息吹を肌で感じながら観光できるためおすすめです。今回ご紹介する宿は、まさに兼六駐車場から徒歩2分という最高のロケーションにある宿泊施設。高級ホテルのような上質な空間で、キッチンやダイニングがない代わりに、心ゆくまで「ととのう」ことができるプライベートサウナを完備しています。歴史に触れた後に、人目を気にせずゆったりと体を休めることで、悠久の時に身を委ねる感覚を深められるでしょう。


■施設情報

マイグレ兼六園

住所:〒920-0936 石川県金沢市兼六町2−8

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